不動産売却時にインスペクションを実施するメリットや費用とは?

不動産売却時にインスペクションを実施するメリットや費用とは?

この記事のハイライト
●インスペクションとは、中古住宅(既存住宅)に不具合がないかどうかを検査する仕組みのこと
●不動産売却の際にインスペクションを実施するメリットをチェック
●インスペクションにかかる費用の相場と誰が費用を負担するのかをチェック

近年、日本では各地で空き家問題が深刻化しています。
そのため政府は中古住宅(既存住宅)の流通を促進するため、インスペクションを推進しています。
そこでインスペクションとはどのようなものなのか、不動産売却におけるメリットや費用についてご紹介します。
多摩エリア、相模原で不動産をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。

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不動産売却で必要なインスペクションとは?

不動産売却で必要なインスペクションとは?

インスペクションとは、既存住宅の建物状況調査を意味します。
既存住宅状況調査技術者講習を修了した者が、国の定めた基準に従って調査をおこないます。
インスペクションによる調査対象は、以下のとおりです。

一戸建ての場合

  • 構造耐力上主要な部分:基礎、土台、床版、柱、横架材、壁、斜材、屋根版、小屋組
  • 雨水の浸入を防止する部分:基礎杭、基礎、床版、壁、外壁、屋根版外壁、開口部、屋根

マンションの場合

  • 構造耐力上主要な部分:基礎杭、基礎、床版、壁、外壁、屋根版
  • 雨水の浸入を防止する部分:外壁、開口部、屋根、配水管

調査方法は目視が中心で、このほかレーザー距離計やデジタル水平器といった計測機器も使用します。
また触診・打診、作動確認により、住宅の品質が基準を満たしているかどうかを調査します。
不動産の売却前に実施すれば、建物の劣化具合や修繕が必要な箇所を調べることが可能です。
建物に不具合があれば買主に正しく伝えなければならないので、告知漏れを防ぐためにも有効な手段です。
なおインスペクションを実施したからといって、すべての欠陥や不具合が見つかるとは限りません。
さらにインスペクションの結果によっては、破壊検査も含む詳細な診断が必要となる場合もあります。

インスペクションを実施するタイミング

不動産売却では、売却活動を始める前にインスペクションを済ませておきましょう。
なぜなら結果が出るまでは買主が見つかりにくいばかりか、結果次第では価格交渉にも影響するからです。
また不動産会社の価格査定前に実施すれば、その結果が反映された査定金額がわかります。
そこでインスペクションのタイミングでお悩みの際は、不動産会社に確認すると良いでしょう。
たとえば築浅の物件など、そもそもインスペクションの必要性が低い場合もあります。
不要な検査を避けるためにも、まずは不動産会社に相談してみてください。
弊社では、多摩エリア、相模原で価格査定依頼を受け付けているため、お気軽にご相談ください。

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不動産売却でインスペクションを実施するメリット・デメリット

不動産売却でインスペクションを実施するメリット・デメリット

不動産売却前にインスペクションには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
そこで、売主が実施することによるメリットをご紹介します。

インスペクションのメリット

早期売却の可能性が高まる
インスペクションに合格すれば、構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分には、修繕が必要な不具合はないと判断されます。
買主にとっては安心して購入に進めるため、早期売却の可能性が高まるのがメリットです。
建物の価値が高まる
インスペクションを実施すると、建物の劣化状況を把握できます。
築年数に関わらず現在の品質がわかるため、結果次第では建物の価値が高まるでしょう。
また築年数どおりの結果であったとしても、建物を適切に管理していたことをアピールする材料になります。
売却後のトラブルを防止できる
不動産の引き渡し後、物件に何らかの問題が判明すると、売主は買主に対して契約不適合責任を負わなければなりません。
そこでインスペクションを実施しておけば、建物の欠陥や不具合の有無を売却前に把握できます。
また不具合などがあったとしても、買主へ正しく告知し売買契約書にも記載しておけば、その箇所について売主が責任を負う必要はありません。

インスペクションのデメリット

一方で、インスペクションには次のデメリットがあります。
まず売却前に実施する場合は、検査にかかる費用は売主が負担することになるでしょう。
このほか、次のデメリットに注意してください。
欠陥や不具合が見つかると修繕が必要になる
インスペクションの結果、何らかの問題が見つかれば修繕が必要になるかもしれません。
そして不具合の内容によっては、不動産売却自体が困難になる可能性もあります。
しかし不具合の存在がわからないまま売却してしまうと、引き渡し後に問題が発覚するリスクがあります。
すると損害賠償などの責任が生じるため、なるべく不動産の売却前に検査を実施するのがおすすめです。
瑕疵保険加入の住宅診断とは異なる
瑕疵保険とは、引き渡し後に何らかの欠陥や不具合が発覚したとき、修繕にかかる費用を補償する保険のことです。
瑕疵保険に加入するためには、加入の基準を満たしている検査を受けなければなりません。
インスペクションと検査項目が異なる場合があるため、瑕疵保険への加入を検討している方は注意してください。
なおインスペクションをおこなう調査員は、瑕疵保険のための検査をおこなう資格も有しているケースが少なくありません。
そこで調査会社に依頼する際は、インスペクションと瑕疵保険加入のための検査を一緒に実施できるかどうか相談するのもおすすめです。

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不動産売却でインスペクションにかかる費用

不動産売却でインスペクションにかかる費用

インスペクションにかかる費用は、マンションの場合で5万円前後が相場です。
一戸建ての場合、面積に応じて4.5万円~6.5万円がかかるのが一般的です。
なお機材を用いた詳細な診断では、10万円以上かかることもあります。
また床下や天井裏の調査といったオプション診断にも、1.5万円~3.5万円程度の費用がかかることもあります。
そこで調査を依頼する際は、金額だけで決めるのではなく調査内容で比較すると良いでしょう。
とくに瑕疵保険の加入を予定しているなら、基準を満たした調査内容であることがポイントです。

インスペクションにかかる時間

インスペクションにかかる時間は、およそ1時間~3時間です。
また調査の依頼から実施までに1週間、実施から報告書の受領まで1週間程度かかります。
そのため依頼から結果が判明するまでには、2週間程度を見込んでおきましょう。
地域によってはインスペクターが不足しているので、検査をご希望の方は早めに手配を済ませるのがおすすめです。

買主がインスペクションをおこなう場合

通常、不動産売却前におこなうインスペクションにかかる費用は売主が負担します。
一方で買主の希望で実施する場合は、買主が費用負担することになります。
そして買主がおこなう場合は、売主の承諾を得なければなりません。
もちろん検査にあたりインスペクターが室内に立ち入るため、売主は検査を拒否することも可能です。
しかし引き渡し後に問題が判明するリスクを考えれば、可能な限りインスペクションに応じるのがおすすめです。
なお買主に検査を求められたときは、以下のポイントに注意しましょう。

  • 買付証明書を提出してもらう(興味本位での検査を防ぐため)
  • 検査結果は売主側にも提出してもらう(万が一成約に至らなくても、今後の売却活動の参考資料になる)
  • 検査結果を口外しない(風評被害を防ぐため)

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まとめ

不動産を売却するなら知っておきたい、インスペクションとは何かについてご紹介しました。
個人では判別が難しい欠陥・不具合を調べられるため、契約不適合責任の対策になる有効な検査です。
そのため不動産を売却する際は、インスペクションの実施を検討してみてはいかがでしょうか。
弊社では多摩エリア、相模原で不動産売却に関するご相談を受け付けております。
インスペクションを実施するべきかどうかでお悩みの方も、ぜひお問い合わせください。

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